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土湯峠
つちゆ とうげ
峠紀行 東北地方 [10]
福島県福島市 福島県耶麻郡猪苗代町
(調査日: 2000.09.09   公開日: 2002.06.03)
般国道115号土湯峠は、 会津と福島県中通り地方を結ぶ重要な路線として古い時代から利用されてきた。 寛文2年 (1662年) には、 会津藩より物資輸送路として道路の改修が行われた。 さらに昭和7年 (1932年) には福島県が道路の改修に着手し、 昭和13年 (1938年) に改修完了、 昭和44年 (1969年) に全線舗装が完了した。
しかしながら、 土湯峠付近では幅員狭小、 連続する急カーブ、 急勾配、 さらに高い標高を通過しているため、 冬期間5ヶ月は3mを超す積雪により交通途絶を余儀なくされていた。 これらの問題を解消すべく、 土湯峠の全面的な改良が計画され、 当時の建設省 (現、国土交通省) 東北地方建設局と福島県の両者により昭和55年 (1980年) に「土湯道路」の事業に着手、 10年の歳月を経て土湯トンネル (延長3,360m) を含む11.3kmが完成した。 ここでは、 土湯トンネル前後を紹介しよう。
地図
国道115号猪苗代町側の旧道分岐点。 写真向かって奥が猪苗代町方向、 手前が福島市方向である。 ここより旧道土湯峠へと向かう。 この付近の国道115号は広い2車線であり、 非常に快適だ。
旧道は、 現在福島県道30号本宮土湯温泉線となっている。 狭めの2車線で、 路面状態はやや悪い。 この先、 急カーブ、 急勾配が連続し高度を上げていく。
峠に到着。 左に磐梯吾妻スカイラインを分岐し、 直進は国道115号 (新道) に合流する。 ここの標識には直進は「国道115号」と表記されている。 県道に降格される前に設置されたものが残っているようだ。
磐梯吾妻スカイライン入り口。 「日本の道百選」に指定されている。 また、 この日は若干の霧が発生しており、 遠くは見えにくかった。
「磐梯朝日国立公園 土湯峠」。 他にも、「観光道路改修記念碑」なるものがあった。
峠から福島市方向を望む。 この先は道が狭くなっている。 土湯トンネル開通前は大型車は通行に苦労しただろう。
福島市側の旧道からの景色。 絶景。 毎度のことながら、「来てよかった」と思う瞬間である。
福島市側の新道旧道合流付近。 写真向かって奥が猪苗代町方向、 左手前が福島市方向である。 写真中の案内標識は、 国道115号のマークしか書かれていない珍しいもの。 また、 付近には休憩所のようなものがある。
土湯トンネル猪苗代町側の入り口。 全長3,360mの長大トンネルである。
付近は登坂車線完備の非常に快適な2車線で、 舗装はコンクリート舗装である。 雪の多い地方での峠越えの道は、 コンクリート舗装が多い。
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